この記事では、「暗い」と「クール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「暗い」とは?
暗いは、くらいと読むのが正解な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、くらいや闇、道理が分からない等の意味を持っている暗の漢字に、平仮名のいを付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ暗いは、口数が少なくて沈み込んでいる人とか、光が少なくて物が良く見えない事といった意味を表すのです。
「クール」とは?
クールは、coolと英語でも表記される言葉となっています。
そもそも英語のcoolをカタカナに変換し、日本語化したのがこのクールの言葉です。
以上の事からクールは、冷静で格好いい様や性格、涼しくて爽やかな様を示します。
「暗い」と「クール」の違い
「暗い」と「クール」の違いを、分かりやすく解説します。
2つの言葉には共通する文字はなく、読み方も似ている訳ではありません。
ですがどちらも、口数が少ない感じの性格に対して使用される事があるので混同する恐れはないとは言えません。
とはいえ表現する意味は違っており、暗いは、無口で沈み込んでいる様な、ネガティブな性格を意味するのです。
もう一方のクールは無口であっても格好良さとか爽やかさが感じられる様な、ポジティブな意味の性格を示します。
「暗い」の例文
・『彼女は性格が暗いので、クラスの誰とも話しません』
・『こんな暗い夜道を一人で帰るのは危険です』
「クール」の例文
・『彼はマイペースでとてもクールな性格をしています』
・『そんなクールな洋服は私には似合いません』
まとめ
2つの言葉には共通する文字はなく、見た目も読み方も似ている訳ではないです。
ただしどちらも、口数が少ない感じの性格を表現するのに使われるため、ごっちゃになる恐れはあります。
もっとも指し示す意味合いには相違点があるので、それぞれの言葉の意味をきちんと把握すれば、使い分けで失敗するのを回避可能です。
ちなみに暗いは、口数が少ない上に沈み込んでいるため、ネガティブな印象を与える性格を表します。
対するクールは、口数が少なくても爽やかさや格好良さという印象を与えるため、ポジティブな意味合いの性格を示すのです。