「次に」と「さらに」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「次に」と「さらに」の違いとは?言い換え

この記事では、「次に」「さらに」の違いを分かりやすく説明していきます。

「次に」とは?

「次に」「つぎに」と読みます。

「次に」は、「前に述べた事柄に付け加える内容を導く語」という意味があります。

「それから」と言い換えることができます。

例えば、誰かの話の後で、「次に」という言葉が入ると、その話を受けて、付け加えるような話が続くことを示唆することができます。

「忘年会の一次会の次に、二次会をする」などという文章を作ることができます。

物事を順序付けて説明するような場面で使うことが多い言葉になります。

「さらに」とは?

「さらに」「更に」と漢字表記します。

「さらに」は、「同じことが重なったり、加わったりする様子」という意味があります。

例えば、職場において、同じ問題が重なった時、「職場でさらに問題が起こった」などと表現できます。

また「さらに」には「今までよりも程度が増す様子」という意味があります。

例えば、ある優秀な人の程度が増したとき、「さらに優秀担った」などと「さらに」を使って表現できます。

「次に」と「さらに」の違い

「次に」「さらに」の違いを、分かりやすく解説します。

「次に」は、「前に述べた事柄に付け加える内容を導く語」という意味があります。

一方で「さらに」は、「同じことが重なったり、加わったりする様子」という意味があります。

このように、2つの言葉は似た印象がある言葉です。

ただし、「次に」は、一連の物事の順序を示唆する言葉なのに対して、「さらに」は、同様の出来事が追加されるときに使う言葉という違いがあります。

「次に」の例文

・『部長のあいさつの次に、課長のあいさつが続く』
・『徒競走の次に、リレーが行われる』

「さらに」の例文

・『さらに月日が過ぎ去った』
・『彼女は、さらに美しい女性になった』

まとめ

「次に」「さらに」という2つの言葉の違いについてみてきました。

2つの言葉には似た意味がありますが、明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。