「雑談」と「談笑」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「雑談」と「談笑」の違いとは?言い換え

この記事では、「雑談」「談笑」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雑談」とは?

「雑談」とは決まったテーマもなくとりとめのない会話です。

内容は最近あったことや昔話に世間で話題になっていることなど何でも構いません。

特にテーマが定まっておらず思いつきで話し始めたり話を膨らませたりするので、話題がコロコロと変わることも多いでしょう。

また話す相手も問わず、仲のいい相手とのとりとめのない会話でもほとんど会ったことのない相手とのとりとめのない会話でも雑談です。

「談笑」とは?

「談笑」とは相手と打ち解けた楽しい会話です。

テーマが決まっておらず話題がコロコロと変わることも多いという点では雑談と同じですが、笑とついているように話している人達が笑い合えていることが談笑の条件になっています。

なので事件や事故などの暗い話題がテーマになることは基本的にありません。

またどんな話題でも笑い合えるような親しい人達と話すことを指して使われることもあります。

「雑談」と「談笑」の違い

「雑談」「談笑」の違いを、分かりやすく解説します。

特定のテーマを決めずとりとめのない会話が「雑談」で、相手と打ち解けた雰囲気で楽しい会話が「談笑」です。

どちらも基本的に会話のテーマは問いませんが、「雑談」は明るい話題も暗い話題も含まれるのに対し、「談笑」は楽しい会話という条件があるため、笑えないような暗い話題での会話に対しては使いません。

「雑談」の例文

・『友人と雑談して暇を潰す』
・『ご近所さんとの雑談に巻き込まれる』

「談笑」の例文

・『家族と談笑する』
・『高校時代の思い出話で談笑していた』

まとめ

明るい話題でも暗い話題でもいいのが「雑談」で、話していて楽しめる会話なので逆説的に明るい話題に限られるのが「談笑」と言えます。

特に話題が決まっていない会話として「雑談」という種類の会話があり、その中でも話している人達が笑い合えるようなものが「談笑」という分類だと考えるといいでしょう。