「毎日」と「連日」の違いとは?分かりやすく解釈

「毎日」と「連日」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「毎日」「連日」の違いを分かりやすく説明していきます。

「毎日」とは?

「毎日」とは?

「毎日」とは、その期間の間、1日も空けず連続してという解釈で使われる言葉です。

「ここ毎日、ずっと残業続きだ」と使うと、最近は1日もそれがないことがなく残業が続いているという意味になり、「3日前から毎日雨が降っている」とした時には、ここ3日間は雨が降らないことがないと言っているのと同じです。

間に1日でも違う日が入るとこの「毎日」とは使うことはできず、1日単位で同じ現象などが続いているという場合に用いてください。

「連日」とは?

「連日」とは?

こちらの「連日」も、1日も空かずにと「毎日」と同じ解釈になります。

英語では、どちらも“every day”となり、特に区別されていません。

日本語でもどちらを使って全く同じ意味ですが、文章的なニュアンスによって使い分けています。

この「連日」は、何日もそれが続いているということを表現したい場合に向いており、上で挙げたような「毎日残業だ」「毎日雨だ」は、「連日残業だ」「連日雨だ」とした方が、それらが続いていると強く表すことができると考えていいでしょう。

「毎日」と「連日」の違い

「毎日」と「連日」の違い

「毎日」「連日」の違いは、意味としては同じものの、どのようなニュアンスで「1日も空かないこと」を表現したいかによって使い分ける言葉です。

先の残業の例のように、それがたまらないなどとしたい時には「連日」の方が向いており、「毎日お疲れ様」のように、一日も欠かさずといった意味にしたい場合には「毎日」の方が合っています。

英語では共に“evert day”という言葉でまとめられますが、日本語に訳す時には文章によって「毎日」「連日」と分けて構いません。

まとめ

まとめ

「毎日」「連日」は、このような言葉です。

隠れたニュアンスによってどちらを使うかが分かれる言葉ですが、逆に使ったとしてもそれが無くなるだけで、間違いにはなりません。