この記事では、「バックヤード」と「バックルーム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バックヤード」とは?
主に博物館や美術館などの施設で、一般の来場者が立ち入らない部分を意味する言葉です。
収蔵品の保管や研究、制作などが実施される場所だと言えます。
英語では「裏庭」を意味する「backyard」に由来する言葉だと考えられます。
「バックルーム」とは?
主に小売店やコンビニなどの店舗で、商品の荷受けや保管、従業員の休憩室などがある部分を意味する言葉です。
英語では「後方の部屋」を意味する「backroom」に由来すると言えます。
「バックルーム」は、できるだけ小さくして売り場を広くする傾向があると考えられます。
「バックヤード」と「バックルーム」の違い
「バックヤード」と「バックルーム」の違いを、分かりやすく解説します。
「バックヤード」と「バックルーム」は、どちらも店舗の売り場以外のスペースを意味する言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
「バックヤード」は、店舗の裏側にあるスペースを表現する際に使用する言葉です。
商品の保管やパッケージング、調理などの作業が実施されます。
その一方で、「バックルーム」は、店舗の内部にあるスペースを表現する際に使用する言葉です。
事務や会議、休憩などの業務が実施されます。
「バックヤード」の例文
・『お店のバックヤードにあるスペースを、有効活用しましょう』
・『バックヤードでの商品の受け取りや出荷作業が実施されました』
「バックルーム」の例文
・『バックルームには、コピー機やパソコン、ゴミ箱など、さまざまな事務用品が置いてあります』
・『バックルームにて、皆でコーヒーを飲みながら休憩しました』
まとめ
「バックヤード」と「バックルーム」という言葉は、日本語では同じ意味で使用されることが多いですが、ニュアンスや使い方が異なります。
「バックヤード」は、英語で「裏庭」を意味し、家や建物の後ろにある空き地や庭のことを表現する言葉です。
その一方で、「バックルーム」は、英語で「後方の部屋」を意味し、店舗や施設のうち、一般の客や来場者が立ち入らない場所を表現する言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。