「撲滅」と「絶滅」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「撲滅」と「絶滅」の違いとは?言い換え

この記事では、「撲滅」「絶滅」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「撲滅」とは?

すべてをきれいに打ち消すことを「撲滅」【ぼくめつ】といいます。

よく使うのが警察で、人を騙してお金を取るような悪い行為しないように根源から力をかけて減らしていき、最後は市民が事件に巻き込まれないように捕まえるのです。

このように「撲滅する」事件としては、家に電話をかけて高齢者がお金を振り込まないように悪を退治し、事件が一切なくなるように立場を利用して圧力をかけて火種を叩いて消します。

「絶滅」とは?

その種の命がすべて無くなることを「絶滅」【ぜつめつ】といいます。

今まで雄と雌が交尾して子供を産んで育てましたが、命を繋いで生きていた動物の数が減り、しまいには1匹残らずいなくなってしまうのです。

その雄雌の片方がいなくなれば最後は交尾できなくなり、途絶えてしまいます。

「絶滅」する原因には環境破壊や乱獲といったものが関係している場合もあり、人間が加担しているのも大きな要因になるのです。

「撲滅」と「絶滅」の違い

ここでは「撲滅」「絶滅」の違いを、分かりやすく解説します。

完全に数を減らし、源を滅ぼすのが目的であるのが「撲滅」です。

打ち消すといった意味が強く出ている言葉でもあり、悪い行為する者のすべてを叩いて消してしまいます。

もう一方の「絶滅」はその種の源を縮小させ、しまいには途絶えるという意味で使われているのです。

主に、「撲滅」は人から圧力をかけられて根絶させるという意味で使われていますが、「絶滅」は環境によるものが大きく、交尾しない状態が続いて数を減らしていきます。

「撲滅」の例文

・『覚醒剤で儲ける暴力団を撲滅するため警察官は戦う』
・『空き巣を撲滅するため地元住民が一致団結して立ち向かう』

「絶滅」の例文

・『人間の世界を作るほど多くの動物を絶滅させる』
・『二酸化炭素は地球上から生き物を絶滅させる最大の要因だ』

まとめ

「減」を使っていますが、「撲」「絶」に違いがあります。

この漢字の意味を学べば、どういった状況で使うかが分かってくるでしょう。