この記事では、「病気」と「風邪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「病気」とは?
身体の構造や機能などに、何か異常が発生し、普段の状態から乖離してしまうことを意味する言葉。
「病気」の原因は、ウイルスや細菌などの感染、遺伝、老化、ストレス、外傷、毒物などさまざまだと考えられます。
また、「病気」の種類も非常に多いので、症状や治療法も多岐にわたると言えるでしょう。
「風邪」とは?
一般的には、鼻やのど、気管支など、上気道にウイルスが感染することによって起こる病気を意味する言葉です。
「風邪」の症状には、鼻水、のどの痛み、咳、発熱、くしゃみなど、さまざまなものがあります。
また、「風邪」は、人から他の人へと、飛沫感染や接触感染でうつることが多いと考えられます。
「病気」と「風邪」の違い
「病気」と「風邪」の違いを、分かりやすく解説します。
「病気」は、身体の機能や構造に異常が起こり、一般的に健康な状態から、逸脱した状態を表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「風邪」は、一般的に、ウイルスによって引き起こされる、上気道の感染症を表現する際に使用する言葉です。
つまり、「病気」は病状の一般的な表現を意味し、「風邪」は病気の一種だと言えるでしょう。
「病気」の例文
・『彼は重い病気に罹ってしまったが、きっと無事に回復するはずだ』
・『どんな病気でも、早期に発見することが望ましい』
「風邪」の例文
・『彼女の子供は、おたふく風邪になってしまったようだ』
・『風邪が流行る季節になれば、手洗いうがいによる予防を、徹底的に実施すべきだ』
まとめ
「病気」と「風邪」は、どちらも身体の調子が悪い際に使用される言葉ですが、意味や使用される場面、ニュアンスなどが異なります。
「病気」は、病原菌やウイルスなどに感染することによって、身体の機能に異常が発生することを表現する言葉です。
他にも、内臓や器官に異常があったりする場合も指すと考えられます。
その一方で「風邪」は、とりわけ、上気道にウイルスが感染することによって、くしゃみや鼻水、咳などの症状が出る病気を表現する言葉だと言えるでしょう。