この記事では、「目的」と「ゴール」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「目的」とは?
課題を掲げたとき、何をどのように達成するか考えて掲げたものを「目的」【もくてき】といいます。
まず、自分が何するか具体的に決めて、その後にいつまで何を終わらせるかを考えて実行に移すのです。
別の使い方としては「目的地へ急いで向った」というように、早く被災地へ物資を届けるためいつまでに何がどのくらい輸送するか計画を立てて持って行きます。
「ゴール」とは?
物事を開始した後は必ず終わりがやってくることを「ゴール」といいます。
目標を掲げたとき、達成を成し遂げたその瞬間を指すのです。
使い方としては「ゴールを目指す」といって、みなで仕事を始めて苦労したり、困難にぶつかったとしても協力し合い、絶対に完成させるその最後を目指して突き進みます。
また、「ゴールが見えてきた」と目指すべき終わりが見えてきたと伝える言葉です。
「目的」と「ゴール」の違い
「目的」と「ゴール」の違いを、分かりやすく解説します。
何をどのようにして期日までに終わらせる必要があるか、具体的に考えて取り組むため掲げるのが「目的」です。
「目的を達成した」といかに仕事が終わったか伝えます。
また、「目的地の島に到着した」と行くべき場所に着いたと伝えるときも使うわけです。
もう一方の「ゴール」は目標を掲げ、達成した瞬間を指します。
また、試合では得点を入れて、どちらが勝利するか決めるときの基準にするのです。
「目的」の例文
・『千個の葡萄を出荷する目的を達成すると心の荷が下りた』
・『会議の目的は、売れ行きが悪い商品についてだった』
「ゴール」の例文
・『水を掘り当てるという見えないゴールに向って活動を続ける』
・『自社工場を建てて、事業拡大をゴールとして頑張っている』
まとめ
どちらも自分が目指すものではありますが、何をどのように考えて突き進むかに違いがあります。
どのような点が異なるか見比べて、使い分けてみるのも勉強になるでしょう。