この記事では、「相談に乗る」と「相談する」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「相談に乗る」とは?
悩みがある人から話を聞く側を「相談に乗る」【そうだんにのる】といいます。
うまく歌えなかったり、作業をこなせないという深刻な悩みから、料理がうまく作れないという日常的な相談を請け負うのです。
とくに、職場では仕事に行き詰る同僚や部下の悩みに耳を傾けては解決するための助言します。
このように、親身になって話を聞いては前向きに仕事できるよう協力する行為を指すわけです。
「相談する」とは?
悩みを聞いてもらい、助言を受ける側を「相談する」【そうだんする】といいます。
作業をもう少し早くこなせるようになるにはどうしたらいいかと相談したり、人間関係の悩みまで幅広く聞いてもらうのです。
「相談する」相手は上司や同僚といった知識を持つ人が多く、助言を貰うため呼び出しては聞悩みを聞いてもらいます。
使い方としては、「悩みを聞くのがうまい同僚に相談する」と相手を選んで話するのです。
「相談に乗る」と「相談する」の違い
ここでは「相談に乗る」と「相談する」の違いを、分かりやすく解説します。
困っている人の悩みに向き合って聞き、解決できるように助言する側は「相談に乗る」といいます。
「貧困に喘ぐ生徒の相談に乗る」と困っている人に寄り添う行動を指すのです。
もう一方の「相談する」は自分で解決できない悩みを持つ人が話を聞いてもらい、解決方法を助言してもらいます。
仕事について職場の人に悩みを聞いてもらうだけでなく、反抗期の子供であったり、お金が貯まらないといった相談もあるわけです。
「相談に乗る」の例文
・『取引先が倒産しそうで苦しむ様子から相談に乗ることにした』
・『いじめられている児童の相談に乗る教師は頼れる存在だ』
「相談する」の例文
・『被災した人が二次避難場所をどこにするか職員に相談する』
・『申請方法が難しいため行政に進んで相談する人は数少なかった』
まとめ
「相談」を使ってはいますが、「乗る」か「する」には違いがあります。
どのような違いがあるかに着目して、どのように使うかバン供してみましょう。