物事を丁寧にすることを表す言葉には「じっくり」や「しっかり」があります。
この記事では、「じっくり」と「しっかり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「じっくり」とは?
「じっくり」とは物事や計画に対して時間をかけてすることを表す言葉です。
「じっくり」はこれ以外にも念を入れて物事や行動することを表す時にも使います。
「じっくり」は十分な時間をかける以外にも落ち着いて行動する時にも使うことが可能です。
「じっくり」は料理方法にも使われており、熟成や煮込み料理などに使われています。
「しっかり」とは?
「しっかり」とは物事の構成や基礎が十分なことや堅固なこと、人が堅実で信用できることを表す言葉です。
「しっかり」はこれ以外にも心身が健全なことや量が十分なことを表す時にも使うことが可能です。
さらに「しっかり」は気を引き締めて行動する時にも使われています。
「しっかり者」とは意志が強い人や信頼できる人を表す言葉であり、反対語は「うっかり者」や「根性なし」、「気弱」などがあります。
「じっくり」と「しっかり」の違い
「じっくり」は物事や計画を十分な時間をかけてすることを表す言葉です。
「しっかり」は物事が堅固なことや性格が堅実なこと、心身が健全なことなど幅広く使われています。
「しっかり」は人の性格を表す時に使えますが、「じっくり」は基本的に使いません。
「じっくり」の例文
・『時間はたっぷりあるのでじっくりと読書したいと思っています』
・『じっくりとアイデアを練ったおかげで今回の作品のメインテーマがやっと定まりました』
「しっかり」の例文
・『彼女からしっかしなさいと怒られたので流石に反省しました』
・『しっかり者が最終的に報われる話でよかったです』
まとめ
「じっくり」は物事を十分な時間をかけてすることを表す言葉であり、勉強から料理方法など色々な場面で使います。
「しっかり」は堅固なことや堅実なこと、健全なことを表す時に使います。