この記事では、「流れ」と「プロセス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「流れ」とは?
流れとは時間の経過や物事の移り変わり、流れるように連なって動くもののことをいいます。
「時代の流れ」や「車の流れ」といった使い方をします。
また、流れは液体や気体が流れることやその状態を表すこともあります。
「川の流れ」といったりします。
それから流れは予定や計画が中止になることを指す場合もあり、「お流れになった」ということもあります。
「プロセス」とは?
プロセスとは、過程のことをいいます。
仕事などを進める方法や手順のことを表しています。
英語のprocessをそのまま日本語読みした言葉で、「経過、成り行き」といった意味があります。
プロセスはビジネスシーンで用いられることが多く、一連の流れといったニュアンスが含まれます。
「流れ」と「プロセス」の違い
流れには幅広い意味があり、流れるように動くものやその状態、時間の経過や物事の移り変わりなどを表す言葉です。
プロセスは過程や手順などを表す言葉で、一連の流れというニュアンスが含まれています。
「流れ」の例文
・『卒業式の大まかな流れをもう一度確認しておきたい』
・『自分が年を取ったからか時間の流れが速く感じる』
・『鮭は水の流れに逆らって産卵するために川を遡上してくる』
「プロセス」の例文
・『志望校に合格するためには、効率的に学習を進めるプロセスが重要だ』
・『業務のプロセスを一つ一つ見直して無駄を省き、コストを削減することに成功した』
・『結果だけではなくプロセスにも着目してマネージメントを行う必要がある』
まとめ
流れは時間の経過や物事の移り変わり、流れるようにつらなって動くものなどを表す言葉です。
それに対してプロセスは、過程や手順などを表しています。
プロセスには一連の流れというニュアンスがあります。
流れは幅広いシーンで用いられる言葉ですが、プロセスはビジネスシーンで用いられることが多いです。