「引き続き」と「連続」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「引き続き」と「連続」の違いとは?言い換え

この記事では、「引き続き」「連続」の違いを分かりやすく説明していきます。

「引き続き」とは?

物事が途中で終わらないで続くこと、またはその状態を意味する言葉です。

「引き続き」は、副詞や名詞としても、使用されることがあります。

「連続」とは?

物事がとぎれることなくつながって続くこと、またはその状態を意味する言葉です。

「連続」は、名詞や形容動詞としても、使用されることがあります。

「引き続き」と「連続」の違い

「引き続き」「連続」の違いを、分かりやすく解説します。

「引き続き」「連続」は、似たような意味をもつ言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

「引き続き」とは、あることが終わった後、すぐにそれに続いて起こることを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「連続」とは、物事が途切れることなく、何度も繰り返されることを表現する際に使用する言葉です。

つまり、「引き続き」「連続」の違いとして、「引き続き」は、「すぐに」という時間的なつながりを表現しており、「連続」は、「とぎれなく」という状態的なつながりを表すという点で違いがあります。

「引き続き」の例文

・『放送終了時間になりましたが、引き続き、プロ野球中継を実施します』
・『引き続き、あなたの意見を聞かせてください』

「連続」の例文

・『彼の連続出場記録が、とうとう途絶えてしまった』
・『不思議なことに、今日は連続で電話がかかってくる』

まとめ

「引き続き」とは、物事が途切れることなく続くことや、すぐにそれに続いて実施することを表現する言葉です。

その一方で、「連続」とは、物事がとぎれることなくつらなり続くことや、何度も繰り返すことを表現する言葉です。

つまり、「引き続き」「連続」の違いは、一方は途切れることなくという意味合いで、もう一方は変わることなく続くという意味合いで使われるということだと言えます。

また、「引き続き」は副詞としても用いる点が異なります。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。