この記事では、「ラボ」と「研究所」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラボ」とは?
英語の「laboratory」の略語を意味する言葉です。
基本的に、何かの研究やデータ分析などを実施するための環境が整備された場所を意味すると考えられます。
また、「ラボ」は、公共及び民間問わず、さまざまな機関の中にあり、日夜さまざまな分野に関する研究が実施されます。
「研究所」とは?
研究を実施するため、多様な設備が備わった場所を意味する言葉です。
「研究所」という言葉は、独立している場合もあれば、公共及び民間問わず、さまざまな機関にあると考えられます。
「ラボ」と「研究所」の違い
「ラボ」と「研究所」の違いを、分かりやすく解説します。
「ラボ」と「研究所」の違いとしては、基本的に、目的と規模という点が挙げられます。
「ラボ」は、さまざまな実験や分析を実施する環境が整備された場所を意味し、「研究所」は、研究者や研究プロジェクトが集まる組織や機関を意味する言葉だと考えられます。
「ラボ」はより小規模で、「研究所」は、より大規模というニュアンスがあり、「研究所」の中に、「ラボ」が包含されるケースもあると言えるでしょう。
「ラボ」の例文
・『この大学院の中では、あの教授が主宰するラボの人気が特に高いので、大学受験以上の倍率の高さだと思う』
・『彼が所属しているラボは、それほど研究設備が整っているとは言えないが、それを言い訳にせず、素晴らしい成果をあげている』
「研究所」の例文
・『研究所の研究者たちは、新しい論文を書き上げるために、日々懸命に、研究に対して時間を費やしていた』
・『彼女は大学院で博士課程まで修了し、興味のある分野の研究所に就職することにした』
まとめ
「ラボ」は小規模で特定の分野に特化した環境を整えた場であるのに対し、「研究所」は大規模で、豊富なジャンルやカテゴリーの研究に携わる場所だと言えるでしょう。