「かぶる」と「こうむる」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「かぶる」と「こうむる」の違いとは?言い換え

この記事では、「かぶる」「こうむる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「かぶる」とは?

頭や顔などに、それを覆うものを載せることを意味する言葉です。

「かぶる」という言葉は、頭から身体全体にかけて受けることや、本来は引き受けなくて済むものを身に受けることも表現すると考えられます。

「こうむる」とは?

他人から行為や、恩恵などを受けることを意味する言葉です。

「こうむる」という言葉は、災いなどを身に受けることも表現すると考えられます。

「かぶる」と「こうむる」の違い

「かぶる」「こうむる」の違いを、分かりやすく解説します。

「かぶる」「こうむる」という言葉は、同じ漢字「被る」を使用しますが、読み方と意味が異なることで知られます。

「かぶる」は、自分の頭や顔に何かをかけたり、頭から何か物質や液体を浴びたり、本来は別に受ける必要なないものを受けたり、同様のものが揃ったりするさまを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「こうむる」は、自分以外の誰かからの行為からさまざまな恩恵を受けたり、災いなどを身に受けたりすることを表現する際に使用する言葉だと言えます。

「かぶる」の例文

・『彼は早朝からの仕事に向けて目を覚まさせるために、冷水を頭からかぶることにした』
・『ニット帽をかぶると暖かいので、冬場は必須アイテムだと思う』

「こうむる」の例文

・『先日の大地震によって、あのエリアは甚大な被害をこうむることになった』
・『この商品は多くのお客さんからのご愛顧をこうむるような商品として知られている』

まとめ

「かぶる」は、頭や顔に何かを覆うように乗せることや、液体や粉末などを頭から浴びることを表現する言葉です。

他にも、本来は受けなくてもいい悪いことや、同じようなことを受けることも表現することがあります。

その一方で、「こうむる」は、他人から行為や恩恵などを受けることや、災いなどを身に受けることを表現すると言えるでしょう。