この記事では、「ずぶ濡れ」と「びしょ濡れ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ずぶ濡れ」とは?
雨や水に浸かり、衣服や髪の毛が、滴るほど濡れているさまを意味する言葉です。
「ずぶ濡れ」という言葉は、身体全体が濡れていることを強調しています。
「びしょ濡れ」とは?
汗や水などによって、衣服が非常に濡れていることを意味する言葉です。
「びしょ濡れ」という言葉は、部分が局所的であることや、濡れた原因が分かることを示すと考えられます。
「ずぶ濡れ」と「びしょ濡れ」の違い
「ずぶ濡れ」と「びしょ濡れ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ずぶ濡れ」と「びしょ濡れ」は、どちらも水分を含んでぬれた状態を表す言葉ですが、使用されるシーンや微妙なニュアンスの違いがあります。
「ずぶ濡れ」は、「びしょ濡れ」よりも濡れ具合が強く、水滴が垂れるほど濡れているさまを強調すると言えます。
また、「ずぶ濡れ」は、水に浸かったり、水の中に入ったりすることでぬれることを表すことが多いと考えられます。
「ずぶ濡れ」の例文
・『外を出かけていると、突然、怖ろしいほどの夕立に襲われてしまったので、彼はずぶ濡れで帰宅することになった』
・『暗い夜道を歩いていると、遠くにずぶ濡れの女性が佇んでいたので、彼は叫び声を上げて、慌ててその場から逃げ出した』
「びしょ濡れ」の例文
・『夏場になると、シャツが汗のせいでびしょ濡れになるため、周囲に臭いを撒き散らしていないか気がかりだ』
・『びしょ濡れの状態のままで、そのままいると、風邪を引いてしまうので、早く着替えるようにしなさい』
まとめ
「ずぶ濡れ」と「びしょ濡れ」は、共に、水分を含み濡れている状態を意味する言葉ですが、使用される場面や微妙なニュアンスの違いがあります。
「ずぶ濡れ」の方が「びしょ濡れ」よりも、濡れ具合が強く、水滴が垂れるほどの状態を指すと言えるでしょう。