この記事では、「イコール」と「同値」の違いを分かりやすく説明していきます。
「イコール」とは?
「イコール」とは、「イコールという等号の記号でつながれた左辺と右辺の数字が同じであること」を意味している数学の言葉です。
「イコール」を表す記号は「=」です。
「=」は等号(とうごう)と呼ばれます。
「イコール」という数学用語は、「数奇の計算結果も含めて左辺と右辺の数字が同じであること」を示しているのです。
「同値」とは?
「同値」(どうち)とは、「二つの命題が共に真あるいは偽であること」を意味している数学の言葉です。
「同値」というのは、二つの命題pとqがある場合に「pはqであるための十分条件」かつ「qはpであるための十分条件」を示しています。
「p⇒q」かつ「q⇒p」が成り立つときに「同値」になります。
「同値」とは簡単にいえば、「pがqであるための必要十分条件であること」を意味する数学用語です。
「同値」を表す記号は「⇔」です。
「同値」は「等価」とも呼ばれます。
「イコール」と「同値」の違い
「イコール」と「同値」の意味の違いを、分かりやすく解説します。
「イコール」と「同値」の違いは「イコール」は「左辺と右辺の数値が同じであること」をシンプルに意味しているが、「同値」は「数学的な必要十分条件」を意味しているという違いです。
「イコール」は「=」の記号で表されて「5×6+70=100」のように、「計算結果も含めて左右の数字が同じである」を示唆しています。
「同値」は「⇔」の記号で表すことができ、「命題Aと命題Bがあるとき、A⇒BかつB⇒Aが成り立つこと」を意味している違いを指摘できます。
「イコール」の意味は「数・計算結果が同じであること」に重点が置かれていますが、「同値」の意味は「二つの命題AとBがある場合に、AがBであるための必要十分条件になっていること」に重点が置かれている違いがあります。
「同値」は「二つの命題がお互いの条件になっていて、命題Aが真(偽)かつ命題Bが真(偽)が成り立つ」といった論理的な意味合いを持っています。
まとめ
この記事では、「イコール」と「同値」の意味の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか「イコール」と「同値」の意味の違いや例文を知りたいときはチェックしてください。
