「葬式」と「お別れ会」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「葬式」と「お別れ会」の違いとは?言い換え

この記事では、「葬式」「お別れ会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「葬式」とは?

葬式とは、亡くなった人を弔うための一連の儀式のことをいいます。

地域や信仰している宗教などにより、その内容には違いがあります。

親族や友人、知人、会社関係者など幅広く参列するのが一般的な葬式ですが、身内だけで行う家族葬や故人が所属していた企業が中心となって行う社葬、国にとって特別な功績があった人物に対し国費で行う国葬などもあります。

また、生きているうちに自分自身の葬式を行う生前葬などもあり、そのスタイルは多様化しています。

「お別れ会」とは?

お別れ会とは、故人のお別れの場としても受けられる会のことをいいます。

故人に縁のある人々が中心となって開催されるのが一般的です。

偲ぶ会ということもあります。

宗教的な儀式ではないので、その内容に制限などはなく自由なスタイルで行えます。

また、お別れ会というと、引越しや人事異動、卒業などでその場を離れる人を見送る会を指すこともあります。

「葬式」と「お別れ会」の違い

葬式もお別れ会も、亡くなった人とお別れするためのものです。

宗教的な意味合いが強いのが葬式で、宗教的な意味合いがないのがお別れ会になります。

葬式には喪服で参列するのが一般的ですが、お別れ会の場合には喪服を身につけなければいけないというものではありません。

「葬式」の例文

・『明日の葬式は10時からなので、早めに集まってください』
・『山田さんの葬式に参列してきました』
・『父が亡くなりましたが身内だけでゆっくり見送りたいので家族葬を希望しています』

「お別れ会」の例文

・『葬儀はすでに親族で済ませており、後日お別れ会を開催する予定です』
・『お別れ会では故人が好きだった音楽を流そうと思っています』
・『3月で卒業すると皆進路がばらばらになるので、お別れ会を開催したいと思います』

まとめ

葬式もお別れ会も故人とのお別れのために行うものです。

宗教的な意味合いが強いのが葬式で、宗教的な意味合いがないのがお別れ会になります。