物事に対してどうすべきか分からない時の感情には「戸惑う」や「困る」があります。
この記事では、「戸惑う」と「困る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「戸惑う」とは?
「戸惑う」とは目の前の出来事や物事に対してどう対処するか分からないことやうろたえることを表す言葉です。
「戸惑う」はこれ以外にも物事に対して困惑するという意味でも使われています。
「戸惑う」は存在自体に驚く時や方法や手段が分からない時など色々な場面で使うことが可能です。
「戸惑う」の類義語には「当惑する」があります。
「困る」とは?
「困る」とは物事に対してどう判断するかや処理するべきか分からない時や悩んでいる時の感情を表す言葉です。
「困る」はこれ以外にも辛いことに苦しむことや迷惑すること、お金がなくて困窮することなどを表す時にも使います。
「困る」は英語で“in trouble”であり、カタカナ語では「トラブル」という言葉がよく使われています。
「困る」の類義語には「窮する」や「弱る」、「参る」などが有名です。
「戸惑う」と「困る」の違い
「戸惑う」は目の前の出来事や物事に対してどう対処すべきか分からない時や驚いている時に使う言葉です。
「困る」は判断や処理が判明しないことや悩んでいること、迷惑や困窮などを表す時に使う言葉です。
「戸惑う」の例文
・『彼はその動物が生きていることに戸惑う素振りを見せたので、アリバイに嘘が混ざっていると思いました』
・『戸惑うことなく道を南下ところやっと森から抜けて海が見えてきました』
「困る」の例文
・『彼女が困る仕草を見せたので助けることにしました』
・『後から困ることがないように今日中に掃除を終わらせておきます』
まとめ
「戸惑う」は目の前の出来事や物事に対して驚くことやどうしていいか分からない時の気持ちを表す言葉です。
「困る」は判断や処理が分からない時や苦しんでいる時、迷惑な時などに使う言葉です。
