「臆病」と「卑怯」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「臆病」と「卑怯」の違いとは?言い換え

この記事では、「臆病」「卑怯」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「臆病」とは?

不安と思うときは絶対に自分から行動しないのが「臆病」【おくびょう】です。

元々慎重すぎて積極的に行動ができない人に見られる性格を指します。

使い方としては、「彼は臆病者で積極的に行動ができない」と、いかに消極的で残念な人と言えるのです。

このように、問題が起きても尻込みして、逃げてしまう人を指します。

「卑怯」とは?

自分だけが助かろうとして、さっさとその場を逃げ出してしまうことを「卑怯」【ひきょう】といいます。

普通であればみなで行動を共にするべきところを、危険なことに巻き込まれるのが嫌だと考えれば正々堂々と張り合いません。

このような人はずるく、卑しいところがあるのも忌み嫌われてしまいます。

使い方は、「卑怯な方法で勝つ」といかにずる賢い方法で勝ったと伝えられるのです。

「臆病」と「卑怯」の違い

ここでは「臆病」「卑怯」の違いを、分かりやすく解説します。

すぐ尻込みしてしまう人を「臆病」といい、頼りないところが嫌われる原因になってしまいます。

「臆病者」といえば、いかに意気地が無い人で駄目な大人や男性に対して使われている言葉です。

もう一方の「卑怯」は相手を陥れても自分だけは助かろうとする卑しい気持ちがある人を指します。

「卑怯だと多くの人に非難された」とその人の行動はいけないと受け入れられなかったと伝えるのです。

「臆病」の例文

・『弟は子供の頃から臆病者で、蜘蛛を見ただけでも逃げ出す』
・『臆病な部員は顧問から注意されると酷く落ち込む』

「卑怯」の例文

・『卑怯な方法で勝利しても格好悪いだけでみっともない』
・『政治家の卑怯な考え方は国民に受け入れられなかった』

まとめ

人として頼りにならないところが嫌われてしまう要素になると伝えられます。

ただ、意味に違いがありますので、使い方に気をつけて使ってみましょう。