この記事では、「廃止」と「終了」の違いを分かりやすく説明していきます。
「廃止」とは?
取り行われている事柄を永久にやめさせることを意味する言葉です。
基本的に、実行されている制度や法律をやめることを指すと考えられます。
また、「廃止」は今実行されている事柄が必要ではなくなるために取りやめるという意味を表現すると言えるでしょう。
「終了」とは?
物事が終わること、終えることを意味する言葉です。
「終了」という言葉は、最後まで予定通りに進むことによって終わることを表現すると考えられます。
また、「終了」は、意味が広い言葉で、さまざまな場面で使用可能だと言えるでしょう。
「廃止」と「終了」の違い
「廃止」と「終了」の違いを、分かりやすく解説します。
「廃止」は、実行されている制度や法律などを永久にやめることを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「終了」は、物事が終わること、終えることを表現する際に使用する言葉です。
「廃止」と「終了」の違いとしては、永久にやめるか、一時的にやめるか、公的な事柄か個人的な事柄かという点で異なると言えるでしょう。
「廃止」の例文
・『このルールは既に廃止されているので、今更提示する必要性はない』
・『長年、この町と別の町を繋いできたバスが廃止されてしまったので、人々は困惑している』
「終了」の例文
・『今回の会見は15時に終了するので、それまでに質問すべきだ』
・『イベントが終了する時刻は、何時になるかは分からないので、その後の予定をいれることはできない』
まとめ
「廃止」と「終了」は、共に止めることを意味する言葉ですが、意味や使われるシチュエーションが異なると言えます。
「廃止」は、実行されている制度や法律などを永久にやめることを表現する言葉です。
その一方で、「終了」は、物事が最後まで進んで終わること、または予定通りに終えることを表現する言葉だと言えるでしょう。