この記事では、「おっとり」と「のんびり」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「おっとり」とは?
気持ちが穏やかな人の性質を「おっとり」といいます。
「おっとりした性格の女性」といえば、動きがこせこせしていないと伝えられるのです。
その人柄はまるで、広い範囲を暖かくする太陽のようにも感じさせます。
使い方は、「妹はおっとりしている」といかにおおような態度を見せるか伝えられるのです。
このように、落ち着きがある行動や仕草する人に対して使われています。
「のんびり」とは?
とても穏やかに時が過ぎていくことを「のんびり」といいます。
例えば、「のんびりと湯船に入って温まる」といえば、時間を忘れてゆっくり首まで浸かると伝えられるのです。
また、「のんびりした子供」では騒がしくなく、1人でゆったり時間を過ごす大人に見えます。
このように、いかに世話しくなく、静かにゆっくり動く人の行動を表すのです。
「おっとり」と「のんびり」の違い
ここでは「おっとり」と「のんびり」の違いを、分かりやすく解説します。
とてもおおらかで、緊張がほぐれている人を「おっとり」といいます。
ゆったりしている行動ができる人でもあり、周囲も落ち着いて付き合える性質の人を指すのです。
もう一方の「のんびり」は心身とも縛られていない状態であり、ゆったりしていて落ち着いた人の様子を表します。
「のんびりと過ごす」といえば時間を気にせず、好きなように寛いで時を過ごせる状況であると伝えられるのです。
この2つの大きな違いは、性質を指すのが「おっとり」で、「のんびり」は時間を表す際にも使われている点になります。
「おっとり」の例文
・『喧嘩しない生活を送るため、おっとりした相手を選ぶ』
・『青森県の女性はおっとりしているが、実は芯が強い』
「のんびり」の例文
・『家族でこたつに入りながら夜遅くまでのんびり会話した』
・『焦る工員に、もう少しのんびり休憩をとるように指示した』
まとめ
普通の性格よりも時間に追われない人の性質を指しますが、深堀すればまた違った意味合いとして使えるでしょう。