攻撃や好ましくないものを抑えることを表す言葉には「防ぐ」や「予防」があります。
この記事では、「防ぐ」と「予防」の違いを分かりやすく説明していきます。
「防ぐ」とは?
「防ぐ」とは敵の攻撃や侵入を抑えることや侵害されないようにすることを表す言葉です。
「防ぐ」はこれ以外にも好ましくない人や存在を中に入れないようにするという意味もあります。
さらに「防ぐ」は好ましくない事態を生じさせないという意味でも使うことが可能です。
「防ぐ」は英語で“prevent”や“defend”であり、カタカナ語では「ディフェンス」が使われています。
「予防」とは?
「予防」とは悪い事態や状況を起こさない目的で前もって防ぐことを表す言葉です。
「予防」は物事や状態が発生する前に行う処置や行動を表す言葉であり、色々な場面で使われています。
「予防接種」とはワクチンを接種することで特定の病気に対する免疫を付ける目的で行われる医療行為であり、様々な種類のものが国の負担で受けることが可能です。
「予防」は英語で“prevention”や“protection”と表現します。
「防ぐ」と「予防」の違い
この2つはどちらも敵の攻撃や侵害、悪い事態を抑えることを表す言葉です。
「予防」はそのような状態が発生する前に防ぐことや処置することを表す言葉であり、「予防接種」は色々な病気に対する免疫を付けることが可能です。
「防ぐ」の例文
・『火事を防ぐためには燃えやすいものを溜めないことが大切です』
・『事故を防ぐためには指差し確認がとても大切なので、地味でもしっかりやりましょう』
「予防」の例文
・『予防医学は色々な種類がありますが、中には怪しいものも存在します』
・『予防接種の記録は母子手帳に記載されているので確認してください』
まとめ
「防ぐ」は敵の攻撃や悪い事態を抑えることを表す言葉であり、「予防」はこれらが発生する前に「防ぐ」ことを表します。