「凡骨」と「ポンコツ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「凡骨」と「ポンコツ」の違いとは?言い換え

この記事では、「凡骨」「ポンコツ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「凡骨」とは?

凡骨とは、抜きんでた才能や素質がないことやそういった人のことをいいます。

凡骨と書いて「ぼんこつ」と読みます。

「凡」には「ありふれた、普通の」という意味があります。

平凡で取りえがないことを揶揄する場合などに用いられます。

「ポンコツ」とは?

ポンコツとは、性能が低かったり働きが鈍かったりすることをいいます。

機械や装置などを指すことが多く、故障したり老朽化したりしてあまり役に立たなくなった物をポンコツと呼ぶことが多いです。

また、人に対して用いられることもあり、失敗することが多かったり役に立たないといったネガティブな意味で用いられます。

ポンコツの語源は「ポン」「コツン」で、古い自動車を解体する時の擬音語とされます。

「凡骨」と「ポンコツ」の違い

「凡骨」は抜きんでた才能や素質がないことで、「ポンコツ」は性能が低かったり働きが鈍かったりすることです。

意味も似ていますし、音の響きもよく似ています。

凡骨は人に対して使用しますが、ポンコツは機械や装置に対して使うことが多いです。

ただし、人に対してポンコツということもあります。

また、凡骨は使われることが少ない言葉で、凡人や平凡などを使用することが多いです。

「凡骨」の例文

・『彼のことを凡骨だと思っていましたが、会社が危機に陥った時にはリーダーシップを発揮して見事に乗り切りました』
・『私は凡骨ですが、一生懸命取り組んでいます』

「ポンコツ」の例文

・『うちのエアコンは古くてポンコツなので、すぐに故障してしまいます』
・『この車はポンコツですが、愛着があるので手放せません』

まとめ

凡骨は抜きんでた才能や素質がないことやそういった人のことで、ポンコツは性能が低かったり働きが鈍かったりすることを表す言葉です。

人に対して用いられるのが凡骨で、機械や装置に対して用いられることが多いのがポンコツになります。