この記事では、「ガウチョパンツ」と「ワイドパンツ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ガウチョパンツ」とは?
「ガウチョパンツ」はボトムの一種で、長さが七分丈から十分丈で裾に向かって広がったデザインのパンツを指します。
2015年ごろからレディスファッションとして流行し始めました。
その名前の由来は、南米の民族「ガウチョ」が履いているパンツとシルエットが似ていることにあります。
特徴は、全体的にゆったりしたデザインになっており、裾に向かって広がっているのでフレアスカートやキュロットのようなシルエットに見えるところです。
スカートのフェミニンさとパンツの足さばきの良さを持ちあわせ、若い女性を中心にブームを博しました。
ただし「ガウチョパンツ」と呼ぶことは減り、同じタイプのボトムは「スカーチョ」「スカンツ」など別の名前で呼ばれる傾向もあります。
「ワイドパンツ」とは?
「ワイドパンツ」はボトムの一種で、横幅が広くゆったりしたデザインになった丈の長いパンツ全般を指します。
「ワイドパンツ」には、ウエストから裾までがストレート幅(幅が同じ)になっている「バギーパンツ」や、裾に向かって幅が広くなっている「ガウチョパンツ」があります。
「ワイドパンツ」は、ヒップや脚のシルエットが目立たないことから体形をカバーする効果が期待でき、「脚が長く見える」「お尻やお腹が隠せる」と言われファッションアイテムとして幅広い世代から人気です。
なお、ゆったりしたデザインになったパンツのうち、大きなポケットが付いた作業着風のボトムは「カーゴパンツ」、ウエストがゴムになっていてカジュアルシーンで履けるものは「だぼパン(だぼっとしたパンツ)」「ルーズパンツ」と呼ばれ、カジュアルな印象が強いものは「ワイドパンツ」とはニュアンスの違うアイテムと位置付けられます。
「ガウチョパンツ」と「ワイドパンツ」の違い
「ガウチョパンツ」と「ワイドパンツ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもシルエットがゆったりしたパンツであり、見た目がよく似ているとおり「ガウチョパンツ」と「ワイドパンツ」は同じものです。
「ワイドパンツ」は横幅の広いパンツ全般を指したボトムの呼び方で、そのうち、裾が広がってフレアスカートのようなシルエットにデザインされているものを「ガウチョパンツ」と読んでいます。
まとめ
「ワイドパンツ」は横幅の広いパンツの総称で、その種類に「バギーパンツ」や「ガウチョパンツ」があります。
つまり、広義にいえば「ガウチョパンツ」と「ワイドパンツ」は同じタイプのボトムということになるのです。