「限定」と「特定」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「限定」と「特定」の違いとは?言い換え

この記事では、「限定」「特定」の違いを分かりやすく説明していきます。

「限定」とは?

「限定」とは定められた条件に限られたものです。

どのような条件が定められているかやその条件を満たすものがどれだけあるかは問わないので、あてはまるものが無数にあるケースも、一つ二つしかあてはまるものが無いケースもあります。

しかし条件に当てはまるものが非常に少なく、実質的に他のものが候補にならない場合でも、条件に当てはまるなら何でもいいというのが「限定」です。

「特定」とは?

「特定」とは対象がそれと決められたものです。

対象がその個体やその要因だけと特別に指定したものあるいはされたものを指す言葉であり、たとえ他に似たようなものがあっても代わりにはなりません。

何らかの性質や条件という範囲の中にあてはまるものの中からそれと指定されたものだけを指したり、その指定する行為を指すのが「特定」です。

「限定」と「特定」の違い

「限定」「特定」の違いを、分かりやすく解説します。

定められている条件によって限られたものが「限定」で、単体を指して特別にそれと指定されたものが「特定」です。

「限定」の場合条件に当てはまっていれば選ばれたものの代わりにしても問題ありませんが、「特定」の場合どれだけ要素が似通っていても他のものでは選ばれたものの代わりにはなりません。

「限定」の例文

・『応募できるのは20代の方に限定されます』
・『一週間限定でタイムセールが実施される』

「特定」の例文

・『不具合の原因を特定する』
・『有名人の住所が特定された』

まとめ

条件にあてはまっているものなら何でもいいというのが「限定」で、特別に定められたものだけを指して他のものでは代わりにならないというのが「特定」と言えます。

「限定」は限られたものの中からなら好きに定められる、「特定」は特別に定められたものだから他では代用できないと考えるといいでしょう。