この記事では、「まんべんなく」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「まんべんなく」という言葉の意味
「まんべんない」の連用形である「まんべんなく」という言葉は、漢字では「満遍なく」と表記します。
仏教用語で「平均」や「平等」などを表すこの「満遍」という語は、単体でも「満遍なく」と同様の意味を持ち、「なく」は否定を意味しているのではなく、意味を強調する接尾語としての役割を持っています。
「まんべんなく」という言葉の1つ目の意味は、「全体に行き渡るように」です。
2つ目は「残すところなく」などという意味合いで使われています。
「まんべんなく」の類語や言い換え
「まんべんなく」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『均一(きんいつ)』
質や量などがすべて同じであるさまを表し、「どれでもすべて等しい」さまや「すべて一様な姿や形をしている」様子などを表す文言になります。
・『徹底的(てっていてき)』
「どこまでも一貫して変わらない」さまや「隅々まで行きわたっている」様子などを示す言葉で、余すところがない完全な状態を指して用いられる表現です。
・『ひとつ残らず』
何もかも余すことなくすべてという意味合いで使われている言葉で、「全てを対象にする」さまや「あらゆる」などを示す文言です。
・『何もかも』
どれもこれもすべてという意味合いの言葉で、あまり目にすることはありませんが、漢字では「何も彼も」と表記します。
「まんべんなく」の類義語
「まんべんなく」の類義語は以下の通りになります。
・『漏れなく』
対象になる者は残らずすべてという意味の言葉で、「抜け漏れがないように」や「例外がない」状態などを指して使われる文言になります。
・『耳をそろえる』
ここで使われている「耳」とは、古来より使われていたお金の大判や小判のふちを表し、このふちをしっかりそろえることで全額まとめて、という意味合いで使われるようになった慣用表現です。
・『一切合切(いっさいがっさい)』
「一切」も「合切」もいずれも「全て」を表す二字熟語で、同じ意味の語を重ねることでその意味を強調させる役割を持ち、「何もかも全て」という意味で使われています。
また、「合切」は「合財」と表記されることもあります。
・『ありとあらゆる』
「存在するすべての」や「すべての種類の」などを表す言葉で、「あらゆる」という語を強めた言い回しになります。
まとめ
今回は「まんべんなく」という言葉について紹介しました。
「まんべんなく」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。