「漏れ」と「忘れ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「漏れ」と「忘れ」の違いとは?言い換え

この記事では、「漏れ」「忘れ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「漏れ」とは?

「漏れ」「もれ」と読みます。

「漏れ」は、「液体や気体などが漏れること」です。

例えば、水道管から、水が漏れているとき、「水漏れ」と表現できます。

また「漏れ」には「あるべきものが抜け落ちること」です。

例えば、名簿にあるはずの名前が抜け落ちているときに、「名簿に漏れがある」などという文章にできます。

「忘れ」とは?

「忘れ」「わすれ」と読みます。

「忘れ」は、「忘れること」です。

何かを忘れたときに使う言葉になります。

例えば、良く知っているはずの物事を忘れてしまい、どうして思い出すことができないような場合、「度忘れ」と表現できます。

また、年の暮れに、その年にあった苦労を忘れるために開催される会のことを、「年忘れ」と呼ぶことがあります。

「漏れ」と「忘れ」の違い

「漏れ」「忘れ」の違いを、分かりやすく解説します。

「漏れ」には「あるべきものが抜け落ちること」という意味があり、「忘れ」には「忘れること」です。

どちらも、必要なものが抜け落ちるような意味があるという共通点があります。

しかし、「漏れ」「抜け落ちること」を意味し、「忘れ」「忘れること」を意味するという大きな違いがあります。

「漏れ」の例文

・ 『書類に漏れがないように、何度も見直しをする』
・ 『名簿から漏れてしまい、パーティ会場に入れない』

「忘れ」の例文

・ 『大好きな俳優の名前なのに、度忘れした』
・ 『年忘れのイベントに参加して、互いを慰労する』

まとめ

「漏れ」「忘れ」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、明確な意味の違いがあることがわかりました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。