「伝説」と「昔話」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「伝説」と「昔話」の違いとは?言い換え

この記事では、「伝説」「昔話」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「伝説」とは?

人々に伝えるため詳しく話すものが「伝説」【でんせつ】です。

例えば、村を襲う敵国から人々を救うために刀を持ち、倒す凛々しい勇者について伝えていくのです。

噂の出所は真実であり、このように戦った勇者が過去にいたと伝えて、村人からさらに広く世代や性別を超えて言い伝えられます。

ただ、本当か分からない話は「都市伝説」として人々に伝わり、恐怖を与えるのです。

「昔話」とは?

子供を対象に、昔から伝わる話を「昔話」【むかしばなし】といいます。

例えば、日本では誰もが聞いたことがあるおむすびころりんや金太郎、こぶとりじいさんといった話は人気がある大衆向けの「日本昔話」になるのです。

たいていが人間や動物が主人公であり、衝撃的でありながら結末は良い結果に終わります。

このように、古い時代に作られた創作話を指すのです。

「伝説」と「昔話」の違い

ここでは「伝説」「昔話」の違いを、分かりやすく解説します。

事実である話を大人から子供を対象に、忘れられないように言い伝える話を「伝説」といいます。

人々の間で伝えられる噂も「伝説」の一つになり、多くの人の間で語り告がれていくのです。

もう一方の「昔話」は子供向けが多く、敵を倒しに出たり、お化け、鬼、動物とのやり取りを衝撃に加えて驚愕を取り入れた話が多く見られます。

ただ、作り話が多く、面白く描いた話を指すのです。

「伝説」の例文

・『地元住民の間で知られる伝説に子供が興味を持つ』
・『昭和の芸能人は伝説的な遊び方して、周囲を驚かせた』

「昔話」の例文

・『大人になっても思い出す昔話を魅力的に話した』
・『悪い鬼から村を救う昔話から、正義とは何か学ぶ』

まとめ

人に話すという点は同じですが、伝える内容が事実か作り話といった点に気をつけて、うまく使い分けるといいでしょう。