「落ちる」と「降る」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「落ちる」と「降る」の違いとは?言い換え

この記事では、「落ちる」「降る」の意味や違いをわかりやすく説明していきます。

「落ちる」とは?

高いところから低い地面に物が移動する様を「落ちる」【おちる】といいます。

陶器やガラス製品といった割れやすい物は落とせば欠けたり、大きく割れてしまう危険性があるのです。

ただ、ひとりでに移動するよりも腕が当たったり、動物が足をぶつけるといった行為により素早く動いて床に当たってしまいます。

また、高さには色々あって隕石が落下したり、腰の位置から下に「落ちる」場合もあるわけです。

「降る」とは?

空に雨雲があらわれては地上に雨が落ちてくる自然現象を「降る」【ふる】といいます。

ときに雪が上から舞い落ちるようにして地上に少しずつ積もっていき、雪だるまが作れるほど「降る」のです。

少しずつ空から雨が落ちてくるか、大量に「降る」自然現象は大雨といいます。

自動詞として使われている言葉であり、主に軽くて小さいものが上の方から落ちてくるのです。

「落ちる」と「降る」の違い

ここでは「落ちる」「降る」の違いを、わかりやすく解説します。

上から物が素早く下に落下することを「落ちる」といい、故意に落とすよりもうっかりぶつかって起こる失態を指すのです。

手や腕、投げた物がたまたま当たり、下に落下するその動きを指します。

もう一方の「降る」は空から雪や雨が地面に落下しては屋根に積もったり傘を濡らすのです。

この2つの違いは、「落ちる」は高さがある所から物が下に落下する様子を伝えられます。

「落ちる」の例文

・『立体駐車場の5階から自転車が柵を破って下に落ちる』
・『地震が起きて食器棚から皿が全部落ちる光景は恐怖であった』

「降る」の例文

・『辺りが薄暗くなると雷が鳴り響き、空から大量の雨が降る』
・『夕方から雪が降ると分かり、早めに車を倉庫に入れた』

まとめ

高いところから落ちていく様を指しますが物や生き物か、雨や雪といったものが上から地面に落ちていくかに違いがあります。

そこに注目して、何がどのようになるか調べてみるといいでしょう。