この記事では、「ついでに」と「がてら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ついでに」とは?
主な活動や目的とは別に、追加的な行動や目的を示すことを意味する言葉です。
「ついでに」という言葉は、基本的な活動と同時に、その前後に実施されることを表現すると考えられます。
つまり、「ついでに」は、主な活動とは別の追加的な活動を実施することを示唆すると言えます。
「がてら」とは?
主に散歩や散策などの軽い活動を実施する際に、その途中で何か他の活動を実施することを示すことを意味する言葉です。
また、「がてら」は、あくまで、軽い活動の途中で何か他の活動を実施することを示唆すると考えられます。
「ついでに」と「がてら」の違い
「ついでに」と「がてら」の違いを、分かりやすく解説します。
「ついでに」と「がてら」は、どちらも何かをする際に他の行動を一緒に行うという意味を持つ言葉ですが、それぞれ微妙に異なるニュアンスがあります。
「ついでに」は、目的の行動を実施する際に、それと関連する別の行動を同時に行うことを表現する際に使用する言葉です。
2つ目の行動が主な目的ではなく、主な目的の行動を実施する機会を利用して行われることを意味すると言えます。
その一方で、「がてら」は、2つの行動がほぼ同等の重要性を持ち、1つの行動を実施しながら、もう1つの行動を実施することを表現する際に使用する言葉です。
2つの行動が同時に行われ、どちらも主な目的となることを意味すると考えられます。
「ついでに」の例文
・『彼は実家に帰省するついでに、昔なじみの友人と飲みに行くことにしました』
・『彼女との予定はついでのつもりだったが、必要以上に時間を要してしまった』
「がてら」の例文
・『彼女は散歩がてら、カフェお茶することにしました』
・『彼は退勤がてら、友人と飲みに行くことにしました』
まとめ
「ついでに」は、メインの活動と一緒に、別の何かを実施することを表現する言葉です。
その一方で、「がてら」は、何かしらの活動のために足を運ぶ際に、共に何かを実施するときに使用する言葉だと言えるでしょう。
