相手の行為や苦労などに対してありがとうの気持ちを表す言葉には「労い」や「感謝」があります。
この記事では、「労い」と「感謝」の違いを分かりやすく説明していきます。
「労い」とは?
「労い」は「ねぎらい」と読む言葉であり、相手の行為や労苦に対していたわることを表します。
この言葉に使われている「労」は働くことや疲れること、いたわることを表す意味があります。
「労れる」は「つかれる」と読み、「労わる」は「いたわる」と読むことが可能です。
「労い」は相手をいたわるという気持ちがあることから目上の人や上司に対して使うことも可能です。
「感謝」とは?
「感謝」とは人からの好意や厚意を受けた際にありがたいと思うことやこの気持ちを表現することを表す言葉です。
「感謝」は英語で“thanks”であり、ありがとうを表す“thank you”と一緒によく使われています。
「感謝祭」とは別名サンクスギビングデイと呼ばれる祭りであり、アメリカやカナダで神様からの恵みに対して感謝するのが特徴です。
「労い」と「感謝」の違い
「労い」は相手の行為や労苦などをいたわる時や褒める時に使う言葉であり、丁寧な表現であることから目上の人に対して使うことも可能です。
「感謝」は相手の厚意や親切に対してありがたいと思うことや気持ちを表現する時に使う言葉です。
「労い」の例文
・『監督は選手に向けて労いの言葉を言い始めました』
・『彼に対する労いとして高級寿司を奢ることに決まりました』
「感謝」の例文
・『毎月の感謝デーでは色々な商品が割引になるので、この日を有効活用してまとめ買いしています』
・『けが人を助けたことが感謝され、さらには新聞に載ってしまったので少し恥ずかしくなりました』
まとめ
「労い」は相手の労苦や辛い仕事に対していたわることや褒めることを表す言葉です。
「感謝」は相手に対してありがとうと思う気持ちや行動を表す言葉であり、様々な場面で使われています。
