この記事では、「across」と「cross」の違いを分かりやすく説明していきます。
「across」とは?
前置詞もしくは副詞として使用され、一方の側から他方の側へと移動することを意味する言葉です。
とりわけ、障害物や距離を横切る動作を指し示します。
また、「across」は、比喩的な意味でも使用されます。
何かが効果的に伝わったことを示す表現としての利用です。
「cross」とは?
動詞として使用され、一方の側から他方の側へ移動することを意味する言葉です。
交差する、つまり点で交わるような動きを指します。
「cross」は、文字通りの交差点を越える動作だけでなく、文化の交流やアイデアの融合など、比喩的な意味でも使われます。
また、「cross」は名詞としても使われ、2つの線が交差する形を指すことがあります。
「across」と「cross」の違い
「across」と「cross」の違いを、分かりやすく解説します。
「across」と「cross」は、似たような意味を持つ言葉ですが、それぞれ使い方に違いがあります。
「across」はある領域を横断することを表現する際に使用する言葉です。
前置詞としての使用が一般的だとされます。
その一方で、「cross」はある点から別の点へ直接移動する行為のことを表現する際に使用する言葉です。
動詞として使用されることが多い言葉として知られます。
このように、文脈に応じて「cross」と「across」を使い分けることが大切です。
「across」の例文
・『I spread the blanket across the bed. 』
・『The library is across from the school. 』
「cross」の例文
・『The hikers decided to cross the mountain despite the bad weather. 』
・『He needs to cross the bridge to get to the other side of the river. 』
まとめ
「across」と「cross」は、どちらも一方から他方へ移動するという概念に関連しますが、その具体的な意味や空間的な含意、象徴的な意味合いにおいて異なります。
「across」は水平または斜めに広がる、障害物を越える行為を強調し、「cross」は交差する、結びつく、境界を越える行為を強調すると言えるでしょう。
