この記事では、「オーダーメイド」と「特注」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オーダーメイド」とは?
「オーダーメイド」とは注文してからその注文通りに作るという製造工程です。
注文が入る前から予め製造する既製品と違い商品が手に入るまで時間はかかりますが、その顧客が必要としているものが必ず入手できます。
カタカナ語ではない日本語で言えば受注生産や受注製作と言えるでしょう。
どのように注文するかは問わず、決まったパターンの中から選んでパターン通りの品を作ってもらうのも、一から十まで指示して独自のものを作って貰うことも含む言葉です。
「特注」とは?
「特注」とは特別に注文したものです。
既製品や既存のパターンでは望むものができないので、必要な要素を指示してそれを満たすように作ってもらうことや、その通りに作ったものを指します。
こういうものを作って欲しいと頼んで製造してもらうにしても、普段製造している通りのものの場合は指さず、普段はしていない特別な仕様を盛り込んだものだけが特注です。
「オーダーメイド」と「特注」の違い
「オーダーメイド」と「特注」の違いを、分かりやすく解説します。
注文を受けてから製造するという受注生産を指すのが「オーダーメイド」で、特別な仕様にして製造してほしいと注文して作られるものが「特注」です。
生産元がいくつかの商品を提示している場合、その提示されたものを注文することは「オーダーメイド」になりますが、特別な注文ではないので「特注」ではありません。
まとめ
注文を受けてから製造を開始するいわゆる受注生産が「オーダーメイド」で、特別な仕様を盛り込んで注文されたものが「特注」です。
特注の品はこういう物を作って欲しいと注文してから作ってもらうことになるので必然的にオーダーメイドになりますが、オーダーメイドは特別な仕様を頼まないで注文することも多いので、必ずしも特注とは限りません。
