「フィルムカメラ」と「チェキ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「フィルムカメラ」と「チェキ」の違いとは?言い換え

この記事では、「フィルムカメラ」「チェキ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フィルムカメラ」とは?

「フィルムカメラ」とは、感光剤が塗布されているフィルムを装着してレンズから取り入れた光で感光させる仕組みのカメラのことをいいます。

フィルムが感光することで銀塩が反応し、写真が映し出されます。

光が入らないように暗室の中で現像液を使って現像を行います。

ただし、暗室がなくてもすぐに写真を現像できるフィルムカメラもあります。

デジタルカメラが普及したことであまり使われなくなりましたが、レトロな趣が良いとフィルムカメラを使う人もいます。

「チェキ」とは?

「チェキ」とは、「富士フィルム」が販売しているイ「ンスタントカメラ」のことをいいます。

チェキと呼ばれていますが、正式には「instax」という名前が付いています。

1990年代に高校生を中心に一大ブームを巻き起こしました。

チェキはカメラ機能とプリンター機能が融合しており、フィルムを入れて撮影するとその場で写真を印刷することができます。

基本的にはデータは保存されず、印刷できる写真は1枚だけです。

「フィルムカメラ」と「チェキ」の違い

「フィルムカメラ」「チェキ」もフィルムを使って写真を撮るカメラです。

使用するフィルムには違いがあり、フィルムカメラの場合には撮影と現像の処理を全く別の工程で行います。

チェキの場合には、撮影と同時に印刷も行う仕組みになっています。

「フィルムカメラ」ではネガフィルムが残るので、焼き増しをすることができます。

「チェキ」ではネガフィルムが残らないので、印刷できる写真は1枚のみです。

また、チェキはその場で写真を確認することができます。

チェキもフィルムを使うので、フィルムカメラの一種とも考えられます。

まとめ

「フィルムカメラ」は写真の撮影と現像は全く別の工程ですが、「チェキ」は撮影と現像を1つの工程で行います。

また、フィルムカメラだとネガフィルムが残るので焼き増しできますが、チェキはネガフィルムがないので焼き増しはできません。