この記事では、「flower」と「blossom」の違いを分かりやすく説明していきます。
「flower」とは?
「flower」とは草花であったり花を広く指します。
土から生えている草花には実をつけるものも実をつけないものもありますが、実の有無を問わず草花そのものや草花から咲いている花はflower扱いです。
花を指す英語はいくつかありますがflowerは意味的に広く使われ、開花の意味から転じて元気などの盛りという意味も持ちます。
「blossom」とは?
「blossom」とは主に果実のつく花を指す英語です。
わかりやすく果物が実るのは樹木の花なので樹木の花を指すことも多く、リンゴや桜はblossomになります。
また花を指す言葉は花が咲くことを表す動詞としても使われますが、その意味でも果樹を始めとして実のなる種子植物だけに使われていた言葉です。
ただし英語が伝来したアメリカでは使い分けが曖昧になり、花を指す言葉としては実をつける花にだけ使われますが、花が咲くという動詞としては実をつけない植物にも使われるようになりました。
「flower」と「blossom」の違い
「flower」と「blossom」の違いを、分かりやすく解説します。
草花の花を指す言葉が「flower」で、果実をつける植物の花が「blossom」です。
「flower」は草花であれば果実をつけるかどうかは関係なく使われますが、「blossom」は果実をつけるものというのが重要な要素であり、わかりやすく実をつけることから果樹のような樹木に使われる言葉として扱われています。
まとめ
草花自体や草花が咲いた花を指すのが「flower」で、草花以外の果実をつける植物の花が「blossom」です。
草花の「flower」に対して樹木の「blossom」とイメージしやすいですが、実際には樹木でも実をつけないものの花はblossomではないので注意しましょう。