この記事では、「ウェルシュコーギー」と「ペンブローク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウェルシュコーギー」とは?
ウェルシュコーギーとは、胴長短足の体にピンと立った耳を持つ犬種です。
その歴史は古く、紀元前1200年頃にケルト民族がイギリスのウェールズに持ち込んだのがルーツとされます。
ペンブロークシャー地方にいったのが「ウェルシュコーギー・ペンブローク」で、カーディガン地方にいったのが「ウェルシュコーギー・カーディガン」になります。
「ペンブローク」とは?
ペンブロークは「ウェルシュコーギー・ペンブローク」のことで、牧畜犬として活躍しました。
現在は愛玩犬として飼われることが多く、イギリス王室のエリザベス女王の飼い犬としても知られています。
胴長短足で、保温性に優れたダブルコートの被毛です。
ペンブロークは断尾する習慣がありますが、最近は断尾しないことも増えてきています。
活発で頭が良いとされますが、警戒心が強いので人に吠えやすい面もあります。
「ウェルシュコーギー」と「ペンブローク」の違い
ウェルシュコーギーには2種類あり、その1つがペンブロークです。
正式にはウェルシュコーギー・ペンブロークといいます。
もう1つはウェルシュコーギー・カーディガンです。
ペンブロークとカーディガンは1つの犬種として考えられていた時期もありますが、現在は別々の犬種として扱われています。
どちらも胴長短足の体をしていますが、カーディガンの方がより胴長です。
また、カーディガンの方がペンブロークよりも体は一回り程大きいとされます。
ウェルシュコーギーとしてよく知られているのはペンブロークで、ペットとしてもよく飼われています。
カーディガンは、ペンブロークよりも数が少ないです。
まとめ
ウェルシュコーギーには2種類あり、その1つがペンブロークです。
ウェルシュコーギーには、カーディガンもあります。
ペンブロークとカーディガンは別々の犬種になります。