「ゴールド」と「メークイン」はいずれもある野菜に関する言葉ですが、意味や特徴が異なるため区別して覚える必要があります。
この記事では、「ゴールド」と「メークイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゴールド」とは?
「ゴールド」は「金属の一種」「金」「黄金」「金色」といった意味を持つ言葉ですが、「ジャガイモの品種のひとつ」という意味も持っています。
「ホッカイコガネ」とも呼ばれ、北海道や鹿児島などで生産されています。
「メークイン」とは?
「メークイン」は「ジャガイモの品種のひとつ」で、イギリスから輸入され現在は北海道や九州などで生産されています。
英語で「五月の女王」を意味する“May Queen”が名前の由来になったといわれています。
「ゴールド」と「メークイン」の違い
「ゴールド」も「メークイン」も「ジャガイモの品種」という共通点を持っていますが、次のような違いがあります。
「ゴールド」は「ホッカイコガネ」とも呼ばれる品種で、形状は「メークイン」に似て長い楕円形ですが、食感は「男爵」のようにホクホクしているのが特徴です。
フライドポテトやポテトチップス用として栽培されているため揚げ物に適しますが、煮崩れしにくいため「カレー」や「シチュー」といった煮込み料理にも使用できます。
一方、「メークイン」はジャガイモの種類の中では特に有名な品種です。
「長い楕円形」をしており、表面が滑らかで窪みが少なく、粘り気があるのが特徴です。
煮崩れしにくいのでジャガイモの形を残したまま調理でき、「カレー」や「シチュー」「おでん」「肉じゃが」といった煮込み料理に適しています。
その反面、ホクホクした食感が乏しいため「ポテトサラダ」や「コロッケ」といったメニューには向かないといわれています。
まとめ
「ゴールド」は「金属の一種」「ホッカイコガネとも呼ばれるジャガイモ」を示し、「メークイン」は「長い楕円形のジャガイモ」を示します。
ジャガイモとしての両者には、食感や適した料理にも違いがあることをチェックしておきましょう。
ぜひジャガイモを料理する際に参考にしてください。