「シガー」と「タバコ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「シガー」と「タバコ」の違いとは?言い換え

「シガー」「タバコ」はいずれも「喫煙」に関する言葉ですが、意味が異なるため区別して認識することが必要です。

この記事では、「シガー」「タバコ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「シガー」とは?

「シガー」「タバコの葉を刻まず棒状に巻いて作られるもの」を意味し、「葉巻タバコ」「葉巻」とも呼ばれます。

後述する「タバコ」の種類のひとつで、外国語では“cigar”と表記します。

南米で古代から普及し、1800年代のはじめ頃まではスペインの一部で親しまれ、ナポレオンのスペイン侵攻後にヨーロッパを介して世界的に広まったとされています。

「タバコ」とは?

「タバコ」はポルトガル語またはスペイン語の“tabaco”が由来とされる言葉です。

「ナス科タバコ属に分類される一年草」を意味するほか、「上記の葉を乾燥及び加工して作られるもの」という意味でも広く普及しています。

「シガー」と「タバコ」の違い

「シガー」「タバコ」「タバコの葉を用いて作られるもの」という意味を持つ点は共通していますが、次のような違いがあります。

「シガー」「タバコの一種」で、「タバコの葉を刻まずに棒状に巻いて作ったタバコ」を意味します。

「タバコ」の種類の中では最も歴史が古く、そのルーツは古代南米で栄えたメソアメリカ文明まで遡るとされています。

「シガー」には、ハンドメイドの高級品とされる「プレミアムシガー」や、プレミアムシガーよりも管理が簡単な「ドライシガー」、紙巻たばこに似た「リトルシガー」といった種類があります。

一方、「タバコ」「タバコの葉を乾燥させたり加工したりして作る製品」を意味し、「タバコ」に火をつけて吸煙することを「喫煙」と呼びます。

「タバコ」には先述した「シガー」のほか、目にする機会が多い「紙巻タバコ」、タバコの葉をパイプに詰める「パイプ」、江戸時代に普及していた「キセル」、水パイプを使う「水タバコ」などの種類があります。

まとめ

「シガー」「タバコの一種で、タバコの葉を刻まず棒状に巻いて作られるタバコ」を示し、「タバコ」「ナス科タバコ属に分類される植物」もしくは「タバコの葉を乾燥及び加工して作られる製品」を示します。

ぜひ双方の違いを知る参考にしてください。