「マリブ」と「カルーア」はいずれもお酒に関する言葉ですが、意味が異なるため混同しないように注意することが必要です。
この記事では、「マリブ」と「カルーア」違いを分かりやすく説明していきます。
「マリブ」とは?
「マリブ」は「ジャマイカやバルバドス原産のホワイト・ラムに、ココナッツを蒸留した原液などを混ぜ合わせたリキュール」を意味し、「ココナッツリキュール」の一種に該当します。
アメリカのカルフォルニア州に位置する「マリブ」という街が名前の由来になっています。
「カルーア」とは?
「カルーア」は「ローストしたコーヒー豆と、サトウキビの蒸留酒をブレンドしたリキュール」を意味します。
「コーヒーリキュール」のひとつで、アラビア語の俗語でコーヒーを“kahua”と呼ぶことが名称の由来になったそうです。
「マリブ」と「カルーア」の違い
「マリブ」も「カルーア」も「蒸留酒などに糖類や香料を加えて作るリキュール」という意味を持つ点は共通していますが、次のような違いがあります。
「マリブ」は「ココナッツリキュール」のひとつで、「ホワイト・ラムにココナッツを蒸留した原液などをミックスしたリキュール」を意味します。
アルコール度数は約21度で、ココナッツの風味が強く口当たりの良い味わいが特徴です。
「マリブ」はストレートやロックで飲むほか、ミルクをブレンドする「マリブ・ミルク」、コーラを加える「マリブ・コーク」といったアレンジで楽しむことも可能です。
一方、「カルーア」は「コーヒーリキュール」にカテゴライズされ、「ローストしたコーヒー豆とサトウキビの蒸留酒で作られるリキュール」を意味します。
アルコール度数は約20度で、適度な甘さとまろやかなコクが味わえるのが特徴です。
「カルーア」の飲み方としては、ミルクで割る「カルーア・ミルク」、ウォッカを加える「ブラックルシアン」、オレンジジュースと組み合わせる「カルーア・オレンジ」などが有名です。
まとめ
「マリブ」は「ホワイト・ラムにココナッツを蒸留した原液などを加えたリキュール」を示し、「カルーア」は「ローストしたコーヒー豆とサトウキビの蒸留酒で作られるリキュール」を示します。
双方の味わいの違いや飲み方もチェックしておきましょう。
ぜひお酒を飲む際の参考にしてください。