「ライスペーパー」と「トルティーヤ」はどちらも食品に関する言葉ですが、意味が異なるため区別して覚える必要があります。
この記事では、「ライスペーパー」と「トルティーヤ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ライスペーパー」とは?
「ライスペーパー」は、「ベトナム料理やタイ料理などで使用される、米粉などを薄いシート状に加工して乾燥させた食品」を意味します。
また、「紙巻タバコに用いられる、麻の繊維で作られた薄くて丈夫な紙」という意味も持っています。
「トルティーヤ」とは?
「トルティーヤ」は「メキシコ料理の一つで、トウモロコシ粉をこねて円状に薄く伸ばして焼いた食品」を意味します。
「トルティーリャ」や「トルティージャ」と呼ばれることもあり、「タコス」に用いられる食品として有名です。
「ライスペーパー」と「トルティーヤ」の違い
「ライスペーパー」も「トルティーヤ」も「粉状の原料を加工して薄く伸ばした食品」という意味合いを持つ点は共通していますが、次のような違いがあります。
「ライスペーパー」は「米粉」が主な原材料で、薄く伸ばした後に乾燥させ、使用時に水やぬるま湯を用いて戻すのが特徴です。
「ライスペーパー」はベトナム料理やタイ料理を中心に使われる食品で、特にエビや野菜、茹でた豚肉、香草などを「ライスペーパー」で巻いて食べる「生春巻き」に使用されるアイテムとして有名です。
一方、「トルティーヤ」は「トウモロコシ粉」が原料となっており、薄く円状に伸ばした後で軽く焼くのが特徴です。
「メキシコ料理」の一種で、肉や野菜、魚貝類などを包んで食べる「タコス」に使用される食品として知られています。
そのほか、「トルティーヤ」はパンのようにそのまま食したり、ソースやサワークリームをのせて食べたりする方法もあります。
まとめ
「ライスペーパー」は「米粉などを薄いシート状に加工して乾燥させた食品」を示し、「トルティーヤ」は「トウモロコシ粉をこねて円状に薄く伸ばし、軽く焼いた食品」を示します。
双方が使用される料理のジャンルについてもチェックしておきましょう。
ぜひグルメに関する言葉の違いを知る参考にしてください。