この記事では、「できる」と「される」の違いを分かりやすく説明していきます。
「できる」とは?
「できる」は、「いままでなかった物事が、作られて存在すること」、また「新しく物事が生じること」という意味があります。
これまでなかったものが作られたり、生じたりして存在するようになった時、「できる」という言葉を使います。
また、「できる」には、「まとまったもの、完全なものに作り上げられること」という意味があります。
さらに、「できる」には、「作物などが作られること、収穫物が得られること」という意味があり、「米ができた」などという文章にできます。
「される」とは?
「される」は、「するの受け身の意を表す言葉」という意味があります。
ちなみに「する」には、「ある動作や行為などを行うこと」という意味があります。
例えば、誰かが自分にいたずらをするとき、「いたずらをされる」と表現することができます。
このように、主体となる人が、他者の行為を受けるような場面で、「される」という言葉を使います。
「できる」と「される」の違い
「できる」と「される」の違いを、分かりやすく解説します。
「できる」は、「いままでなかった物事が、作られて存在すること」という意味があります。
一方で「される」は、「するの受け身の意を表す言葉」という意味があります。
このように、「できる」と「される」は、まるで意味の違う言葉ということが分かります。
「できる」の例文
・ 『朝起きたら、にきびができていた』
・ 『急用ができたので、飲み会をキャンセルする』
「される」の例文
・ 『好きな人に、絶交される』
・ 『わがままな人に、されるがままになる』
まとめ
「できる」と「される」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。