この記事では、「ちょっと」と「わずか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ちょっと」とは?
ちょっととは、数量や時間、程度などがわずかであることをいいます。
「ちょっと休憩する」といった使い方をします。
この場合には、時間が短いことを表しています。
それからちょっとは、軽い気持ちで物事を行うことを表す場合もあります。
「ちょっと出かける」といったりします。
また、「ちょっと知られた人物」というようにかなりのものである様子を表すこともありますし、「ちょっと、何をしているの」といったように呼びかける場合に用いることもあります。
「わずか」とは?
わずかとは、数量や時間、程度、価値などがほんの少しである様子のことをいいます。
「わずかな食べ物」といったりします。
この場合、食べ物の量が少ないことを表しています。
それからわずかは、そうするのがやっとである様子を表す場合もあります。
「わずかに覚えている」といった使い方をします。
「ちょっと」と「わずか」の違い
ちょっともわずかも、数量や時間、程度などが少ないことを表す言葉です。
ちょっとは「少し」のくだけた言い方で、わずかの方がちょっとよりも少ないです。
また、ちょっとは軽い気持ちで何かをする場合に用いられたり、呼びかける時に用いられたりもします。
「ちょっと」の例文
・『水筒のお茶があとちょっとしかない』
・『ちょっと散歩に行ってくる』
・『あの人はこの界隈でちょっと知られた人物だ』
「わずか」の例文
・『被災時はわずかな飲み水と食料で飢えをしのいでいた』
・『わずかな望みが打ち砕かれてしまった』
・『貯金はわずかなので、今後の生活が不安だ』
まとめ
ちょっともわずかも、数量や時間、程度などが少ないことを表す言葉です。
ちょっとよりもわずかの方が、より少ない状況を表しています。
また、ちょっとは軽い気持ちで物事を行うことを表す場合もあります。