この記事では、「吹奏楽」と「マーチング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「吹奏楽」とは?
管楽器を吹いて曲を奏でることを“Blasmusik”「吹奏楽」【すいそうがく】といいます。
金管と木管楽器を使い、軽快な曲から高度な音楽を学生が集まって奏でるのです。
元々は欧州の軍楽隊で演奏していたのが、日本では中学校、高校で活発的に「吹奏楽部」で放課後に集まり練習するようになりました。
ときに甲子園や催し、大会といった場所で演奏して、その場を盛り上げるために呼ばれます。
「吹奏楽」は椅子に座りながら演奏する形が多く、じっくり集中して音楽を奏でるのです。
「マーチング」とは?
楽器を演奏して音楽に合わせ、行進することを“Marching”「マーチング」といいます。
ときにトランペットをいっせいに右へ向けたり、上下に素早く顔を向けながら演奏するのです。
また、両足を前後、左右と息を動きを合わせて前に進みます。
行進するとき選ばれる楽器としては演奏しながら歩けるトランペットやメロフォン、バスといったものが一般的です。
「吹奏楽」の一環として活動するのが「マーチング・バンド」で、曲想により動きを考えて多くの人の前で披露します。
また、機敏な動作と連帯感がある行進は人々を驚かせ、練習の成果を見せるのです。
「吹奏楽」と「マーチング」の違い
ここでは「吹奏楽」と「マーチング」の違いを、分かりやすく解説します。
国内では学生が部活で集まって高度な曲を奏でる練習して、演奏会や大会でその腕前を披露するのが「吹奏楽」です。
弦楽器を中心に個性的な音を奏でるのに必要な特殊楽器も合わせて音を奏でます。
もう一方の「マーチング」は楽器を演奏しながら音楽を奏で、前に行進して足を動かすのです。
また、トロンホーンやトランペット、サクソフォンといった楽器を選びます。
また、「マーチングパレード」は道路を通行止めにして、多くのメンバーが前に向かって演奏して突き進み、ときに演技して見せる姿が観客を魅了するのです。
まとめ
楽器を弾いて人々を感動させる活動を2つ取り上げました。
どういった形で演奏するか、奏でる楽器かを比較してみるといいでしょう。