この記事では、「米ぬか」と「とぎ汁」の違いを分かりやすく説明していきます。
「米ぬか」とは?
「米ぬか」は「こめぬか」と読みます。
「米ぬか」は、「玄米を精白するときに出る、外皮や胚の粉のこと」という意味があります。
黄白色をしていて、脂肪やたんぱく質などを多量に含んでいます。
飼料や肥料、漬物を作る時などに使います。
通常「ぬか」と呼び、「ぬか漬け」を作る「ぬか床」になります。
また「米ぬか」は油汚れを落とす効果が期待できるため、キッチン周りの汚れを落とすための、洗剤のような使い方をされることがあります。
「とぎ汁」とは?
「とぎ汁」は「とぎじる」と読みます。
「とぎ汁」は、「米をといだ後の、白く濁って水のこと」という意味があります白くにごるのは、精米の過程で残った「米ぬか」が水に溶けたためです。
「米ぬか」を含む「とぎ汁」は、洗浄力が高いとされていて、古くから選択に用いられていたとされています。
また、「とぎ汁」は栄養価が高く、家庭菜園の肥料として使うことも少なくありません。
「米ぬか」と「とぎ汁」の違い
「米ぬか」と「とぎ汁」の違いを、分かりやすく解説します。
「米ぬか」は、「玄米を精白するときに出る、外皮や胚の粉のこと」という意味があります。
一方で「とぎ汁」は、「米をといだ後の、白く濁って水のこと」という意味があります。
どちらも、お米に関連する言葉という共通点がありました。
また、「とぎ汁」の白い濁りの正体は「米ぬか」のため、同じ成分を持つ言葉と言えます。
しかし、「米ぬか」は「米のくず」を意味するのに対して、「とぎ汁」は「米をといだ時に出る水」を意味するという違いがあります。
まとめ
「米ぬか」と「とぎ汁」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずにきちんと使い分けることができるのではないでしょうか。