「幸いです」と「助かります」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「幸いです」と「助かります」の違いとは?言い換え

この記事では、「幸いです」「助かります」の違いを分かりやすく説明していきます。

「幸いです」とは?

「嬉しく思う」という意味を込めたビジネス表現として使用する言葉です。

相手の行動に対して使うときは、「〜してくれたら私にとって幸せである」ということを意味します。

「助かります」とは?

「ありがたい」という意味を込めたビジネス表現として使用する言葉です。

相手に頼みごとをするときは、「現時点で私は困った状況にあるが、あなたがそうしてくれると私の助けになる」ということを意味します。

「幸いです」と「助かります」の違い

「幸いです」「助かります」の違いを、分かりやすく解説します。

「幸いです」「助かります」は、ビジネスメールなどで相手にお願いするときに使う表現ですが、意味や使い方に違いがあります。

「幸いです」は、「そうしていただければ嬉しい」という気持ちを表す言葉で、相手に行動を促す際に使います。

その一方で、「助かります」は、「そうしてくれるとありがたい」という意味で、相手のサポートに感謝するときに使います。

「幸いです」の例文

・『住所を変更された場合は、ご連絡いただけますと幸いです』
・『ご意見をお聞かせいただけると幸いです』

「助かります」の例文

・『今回の件について、今週中に返信いただけると助かります』
・『その資料を取っていただけると助かります』

まとめ

「幸いです」「助かります」の違いは、一般的に「幸いです」のほうが「助かります」よりも敬意が強く丁寧な表現だと考えられる点です。

ただし、「幸いです」は、相手に無言の圧力をかけて行動を強いるおねだりのような印象を与えることもあるので、目上の人に対しては使わないほうがよいという見方もあります。

また、「助かります」は、仲間や同じ立場の人に対して使う表現なので、目上の人に対しては「嬉しく思います」というのが適切な表現です。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。