「睡眠口座」と「休眠口座」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「睡眠口座」と「休眠口座」の違いとは?言い換え

この記事では、「睡眠口座」「休眠口座」の違いを分かりやすく説明していきます。

「睡眠口座」とは?

「睡眠口座」「すいみんこうざ」と読みます。

「睡眠口座」は、「長期間にわたって、預け入れや払い戻しがなく、放置されている預貯金の口座のこと」です。

銀行口座や郵便局の口座の中で、入金も、払い戻しもない、放置されたままになっている預貯金の口座のことを指す言葉となります。

「休眠口座」とは?

「休眠口座」「きゅうみんこうざ」と読みます。

「休眠口座」は、「長期間にわたって取引のない、銀行や郵便局、証券会社などの口座」という意味があります。

全国銀行協会の定義では、10年以上取引されていない口座のことで、残だが1万円未満の場合、あるいは、残高1万円以上で、持ち主と連絡が取れない口座の場合を指します。

このように、長い間、取引されていない口座のことを、「休眠口座」と呼びます。

「睡眠口座」と「休眠口座」の違い

「睡眠口座」「休眠口座」の違いを、分かりやすく解説します。

「睡眠口座」「休眠口座」は、「長期間にわたって取引のない口座のこと」を意味します。

基本的に、同じ意味を持つ言葉で、「睡眠口座」「休眠口座」を区別せずに使われています。

ただし、「休眠口座」は、全国銀行協会によって定義されており、より正式な言葉となり、その取扱いのルールも決まっています。

一方で「睡眠口座」は、各銀行や、郵便局などによってそれぞれ定義され、取り扱いが違うことがあります。

「睡眠口座」の例文

・ 『睡眠口座は、取引を制限されることがある』
・ 『睡眠口座にある預金を、忘れてしまっている人がいる』

「休眠口座」の例文

・ 『休眠口座の、暗証番号が分からない』
・ 『休眠口座は、銀行や郵便局の負担になっている』

まとめ

「睡眠口座」「休眠口座」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、ほとんど同じ意味がありますが、明確な違いもありました。

2つの言葉について知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。