「額」や「金額」は商品の値段を表す言葉であり、それ以外にも色々な意味があります。
この記事では、「額」と「金額」の違いを分かりやすく説明していきます。
「額」とは?
「額」は音読みで「がく」、訓読みで「ひたい」と読む言葉であり、物の金額やおでこの部分を表します。
「額」はこれ以外にも絵画や書画を飾るための枠を表す意味があり、こちらは「額縁」が有名です。
「額面」は会社から支払われる全ての金額を合わせたものであり、基本給に加えて手当を合わせたものを示します。
「額」を使った言葉にはこれ以外にも「半額」や「税額」、「総額」などがあります。
「金額」とは?
「金額」とは具体的な数字で示される値段を表す言葉であり、様々な商品に付けられています。
「金額」は英語で“amount”や“price”と書き、カタカナのプライスは色々な場面で使われています。
「金額」の類義語には「価格」や「値段」がありますが、こちらは具体的な商品に対して使うのが特徴です。
「金額」は実際に販売されている商品以外にも書類や手続きの場面でも使われており、「所得金額」や「収入金額」などが有名です。
「額」と「金額」の違い
この2つはどちらも商品の値段を表す言葉であり、「額」はこれ以外にもおでこや絵画を飾るために入れる枠を表します。
「金額」は商品から書類など色々な場面で使われています。
「額」の例文
・『まるで猫の額みたいな庭の狭さに驚きましたが、雑草を取り除けばそれなりに仕えると思います』
・『去年と比べて今年は額面通りの支払いだったので文句はありません』
「金額」の例文
・『パソコンの比較サイトを見ていますが金額はピンからキリで悩んでいます』
・『金額を記載したプレートが壊れてしまったので直しました』
まとめ
「額」や「金額」は商品の値段を表す言葉であり、どちらもプライスと表すことが可能です。
「額」はおでこや額縁という意味でも使われています。