この記事では、「登山」と「クライミング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「登山」とは?
「登山」は「とざん」と読みます。
「登山」は、「山に登ること、山登り」という意味があります。
例えば、富士山のような山に登る時、浦山などに上る時に、「登山をする」と表現することができます。
また「登山」には「山上の寺社に参詣すること」という意味があります。
昔から日本において山は、神様がいる場所であり、山自体が神様のように扱われていました。
そのため、山の上にある自社に参詣し、お願い事をすることを、「登山」と呼びます。
「クライミング」とは?
「クライミング」は“climbing”と英語表記します。
「クライミング」は「手足を使ってよじ登ること」という意味があります。
また、「クライミング」には「登山」や「登攀(とうはん)」という意味があります。
次に、「クライミング」には、「ロッククライミングや、アイスクライミング、フリークライミングやスポーツクライミングなどのこと」という意味があります。
巨石などをよじ登るようなスポーツのことを、「クライミング」と呼ぶことがあります。
「登山」と「クライミング」の違い
「登山」と「クライミング」の違いを、分かりやすく解説します。
「登山」は、「山に登ること、山登り」という意味があります。
一方で、「クライミング」は「手足を使ってよじ登ること」という意味があります。
どちらも、山で行うスポーツという、似た印象のある言葉となります。
しかし、「登山」は基本的に、手を使わずに足で頂上を目指す行為なのに対して、「クライミング」は、両手両足をフルに使い、よじ登る行為という違いがあります。
「登山」の中に、「クライミング」の要素が必要な場面がありますが、基本的に「登山」は足で登り、「クライミング」は両手両足でよじ登るという違いがあります。
まとめ
「登山」と「クライミング」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができそうです。