この記事では、「ペースト」と「ジェル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ペースト」とは?
「ペースト」とは、英語の“paste”をカタカナで表した言葉です。
“paste”は名詞で「糊」、「(小麦粉などの)生地」、「ペースト」、「練り物」、「鉛ガラス」などの意味があります。
また、動詞で「糊ではる(くっつける)」などを意味しています。
日本語での「ペースト」は、「糊のように練ったもの」や「糊状の接着剤」などを表しています。
「ジェル」とは?
「ジェル」とは、英語の“gel”をカタカナで表記した語です。
“gel”は名詞で「ゲル」、「膠(こう)化体」、動詞で「ゼリー状になる」、「膠質化する」などの意味があります。
「膠化(こうか)」とは、「ゾル(コロイド溶液)」が「ゲル(固体状物質)」になる現象で、「ゲル化」とも言います。
日本語での「ジェル」は、「ゼリー状のもの」などを表しています。
「ペースト」と「ジェル」の違い
「ペースト」と「ジェル」の違いを、分かりやすく解説します。
「ペースト」は「糊」、「糊状のもの」、「糊のように練ったもの」、「練り物」などを指しています。
一方、「ジェル」は「ゲル」、「ゼリー状のもの」などを意味しています。
「ペースト」と「ジェル」には、これらのような違いが見られます。
「ペースト」の例文
・『パソコン用語での「ペースト」は、「貼り付け」の意味があります』
・『材料をすりつぶしてペースト状にする』
「ジェル」の例文
・『私はジェル状の化粧水を使っています』
・『ドラッグストアで除菌ジェルを購入する』
まとめ
今回は「ペースト」と「ジェル」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「ペースト」は「糊」、「糊状のもの」、「練り物」、「ジェル」は「ゲル」、「ゼリー状のもの」などを表しています。
「ペースト」と「ジェル」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。