「ラボ」や「ゼミ」は大学の演習や研究所を表す言葉であり、それぞれ意味が違います。
この記事では、「ラボ」と「ゼミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラボ」とは?
「ラボ」はフランス語の“laboratory”を略した言葉であり、研究所や研究室を表します。
「ラボ」は和製英語であり、研究所以外にも写真の現像所や映画用のフィルムの現像所を表す時にも使うことが可能です。
「ラボ」は実験室という意味でも使われており、大学や研究所以外にも色々な場所で作られています。
「ゼミ」とは?
「ゼミ」はドイツ語であるゼミナールを略した言葉であり、英語では“seminar”が同じ意味の言葉として使われています。
「ゼミ」は大学などの演習を表す言葉であり、少数人でテーマについて討論や報告、議論、講読するのが特徴です。
「ゼミ」は担当教員と積極的に話したり質問することが可能であり、テーマや学問について深く学ぶことが可能です。
「ゼミ」はその担当教員の名前を付けて呼ばれることが多く、大学では卒業論文を作成するものもあります。
「ゼミ」はこれ以外にも予備校や講座にも使われています。
「ラボ」と「ゼミ」の違い
「ラボ」は研究所や研究室、実験室を表す言葉であり、大学以外にも企業にも設置されています。
「ゼミ」は大学の演習を表す言葉であり、少人数で学問を深く学ぶことが可能です。
「ラボ」の例文
・『ラボが段々汚くなってきたので清掃業者に来てもらうことになりました』
・『ラボメンバーが集まってきたので次回のプロジェクトについて話し合いが始まりました』
「ゼミ」の例文
・『このゼミではフィールドワークを数回するのでその知識についてまずは学んでいきます』
・『ゼミ生が集まって卒業論文の内容を話し合っています』
まとめ
「ラボ」は研究室や実験室を表す言葉であり、「ゼミ」は大学の演習や予備校の名前、講座などに使われています。